#松井レポート 2023.3.12 後楽園ホール公演[後編]

2023年3月12日(日) 後楽園ホール公演の「#松井レポート」後編です。



第4試合

茉莉 & なる

vs

未依 & 水嶋さくら

先発はなると未依。

お馴染みの「未依ちゃんかわいい超かわいい!」コールが始まるとなるは対抗し客席をコールを求める。そんななるの背後から「くまちゃん」でボコボコ殴り始める。未依が振りかぶるのをなるはすかしてドロップキックをするが未依は払い落とし、90°ロープワークからドロップキック。未依とさくらはくまちゃんを持ってなるをロープへ飛ばしクローズラインを決める。

未依はさくらにチェンジ。

さくらはなるへドロップキック連発もカウント2。柔軟を生かした(さくらの腰の方がえげつない曲がり方をした)鎌固めを決める。さくらはなるを立ち上がらせるが、なるは払ってエルボー。さくらはやり返し高速のエルボー合戦へ。なるは強烈なエルボーを叩き込み、ロープへ飛んでドロップキック。起こし上げDDTもカウント2。

茉莉にチェンジ

茉莉はさくらにサッカーボールキック。さくらはロープへ逃げるが、その背中へ非情に蹴りを連発で叩き込み、更に強烈なサッカーボールキックで抑え込むもカウント2。茉莉はボディスラムで抱えあげるが、さくらは体勢を切り返しクロスボディアタックで茉莉を倒す。さくらは後ろから飛び付きスリーパーホールドで絞る。

茉莉はコーナーにさくらをぶつけ、串刺し攻撃を狙うが、さくらはセカンドコーナーからのクロスボディアタック。立ち上がった茉莉はエルボーを狙うがさくらは茉莉に飛び付き十字の丸め込みもカウント2。

さくらは未依にチェンジ。

くまちゃんで思いっ切り殴ったところで茉莉にくまちゃんを渡し動揺を誘いドロップキックを狙うが、茉莉は見切ってすかし、逆にくまちゃんを未依にフルスイングで叩き込むと、リング外遠くへ投げ捨てる。

茉莉はファイヤーマンズキャリーで未依を捕らえるが、未依は逃れて立ち上がる。コーナーにいる茉莉に攻撃を狙うが、茉莉はコーナーに上り延髄蹴り。そのまま走り込みのレッグラリアットを決めるがカウント2。未依を寝かし、コーナートップに登るが、さくらがエプロンから茉莉にエルボーを叩き込む。未依はコーナー上の茉莉へドロップキックで茉莉を場外へ落とす。なるも出てくるが未依はロープを引いて、勢い余ったなるも場外へ。さくらと未依は2人同時に場外へクロスボディアタック。

未依は茉莉の腹の上にくまを置くとエプロンから場外へダブルフットスタンプ。リング内に戻す

くまちゃんボムを狙うが、茉莉は逃れて強烈なトラースキック。続けてフロントフリップもカウント2。

なるへチェンジ。高打点からのミサイルキックで未依を吹っ飛ばし、串刺しスピアからロープへ飛びドロップキックで猛攻を掛けるがカウント2。勢い止まらずアンクルロックで絞り上げる。未依はロープエスケープ。

なるはロープに未依の足を固定し、低空ドロップキック。コーナーに逃れた未依へ串刺し攻撃を狙うが未依はすかしてモンキーフリップからフットスタンプでやり返しカバーもカウント2。未依はなるを立たせるが、なるは未依を振り払いエルボーを連発。暫く受けた未依はなるの腕をキャッチするとリストを極めてから後頭部へかかと落とし。倒れたなるへ未依とさくらは2人で同じコーナーにのぼりフットスタンプを狙うが、なるはすかす。茉莉がトラースキックでさくらを退けようとするが、さくらはすかしてクロスボディアタックも茉莉は空中で捕らえる。しかし未依はさくらごとまとめてドロップキックで茉莉を倒す。なるは未依へドロップキックを飛ぶが未依はすかしてさくらと共にロープへ飛びなるへダブルドロップキック。

未依はなるへ続けて攻撃を狙うが、なるはカウンターのドロップキック。なるの跳躍力に会場はどよめく。なるは未依をコーナー際に寝かすと、茉莉はフロッグスプラッシュ。なるは反動のスピアからすぐに十字の丸め込みで抑え込むがさくらがカット。茉莉はさくらに向かっていくが、さくらは茉莉の足にドロップキックで倒す。なるもさくらへ走り込むが、さくらはスクールボーイでなるを後転させ、立ち上がったところに未依の鋭いスピンキックが決まる。未依は四つん這いになるとさくらを呼び込み、さくらは未依を踏み台にフットスタンプ。未依はカバーもカウント2。続けて未依はくまちゃんボムで投げ落とす。未依はロープへ飛ぶが、茉莉が颯爽と現れ未依にバックフリップ。茉莉の膝を使い、なるはフルムーンサルトで抑え込むが、さくらがカットに入る。茉莉はさくらへ強烈なハイキック。

リング上2人きりになった未依となるはお互いに駆けるが、なるが飛び付き高角度のバウンサークラッシュ(逆打ち)を決め、なるが未依からカウント3を奪う。


第5試合

澄川菜摘 & CHIAKI & 後藤智香【The Royal】

vs

惡斗 & 入江彩乃 & 荒幡寧々 with 福永莉子【BE∀STZ REBELLION】

ロイヤルは握手を求めるもビーリベは応じず。

先発は澄川と惡斗。

ゆっくり回り、ロックアップからチェーンレスリング。澄川のドロップダウンを惡斗はハングオン。踏みつける。

澄川はやり返してロープへ振るも惡斗は追いかけて投げつける。2人ドロップキックも相打ちで同時チェンジ。

寧々とCHIAKIはエルボー合戦。体勢を崩した寧々の顔面にCHIAKIがドロップキック。寧々をロープへ飛ばすも寧々リバースをしてストンピング、寧々はロープへ飛ぶが、CHIAKIは90°ロープワークでスピアを決めると後藤にチェンジ。しかし後藤はすぐにビーリベに捕まりロープに貼り付けられ餌食にされる。

寧々は後藤をボディスラム。ヒットロープからセントーンもカウント2。

彩乃へチェンジ。ストンピングを連発で叩き込むとコーナーへ飛ばし串刺しのドロップキック。青コーナーに後藤を投げると惡斗は顔面に蹴り。次は寧々が青コーナーから足を出し、もう一度後藤をぶつけようとするが、後藤は体勢を切り返し寧々の足は彩乃に誤爆。後藤は飛行機投げ。しかし彩乃は立ち上がりボディスラムの形で捕らえるが後藤は堪え、ボディスラムでぶっこ抜いて逆に彩乃を叩きつける。

会場を煽るとジャイアントスイングで彩乃をぶん回しCHIAKIへチェンジ。

CHIAKIは彩乃へ串刺しのスピア。ロープへ飛ぶも彩乃のカウンタービッグブーツ。CHIAKIはエルボーを叩き込むが、譲らない彩乃はエルボーを連発でやり返し意地を見せる。彩乃はボディスラムを狙うが、逃れたCHIAKIにすかさずスタナー。ふらつくCHIAKIに寧々のフェイスクラッシャーと惡斗のコンプリートショットの合体攻撃。彩乃は逆エビ入るも、澄川が蹴りを連発打ち込みカット。

CHIAKIと澄川は2人で彩乃をコーナーに振るが、彩乃は切り返して2人をコーナーに重ねて串刺しドロップキック。ロープへ飛び2人にネックブリーカーはCHIAKIにだけ決まる。

すかした澄川に腹立った彩乃は無理やりCHIAKIを帰らせ澄川との対戦を要求。

彩乃は澄川へ顔面へのビッグブーツを連発。引かない澄川はボディへ膝を連発で叩き込むと、ロープに彩乃を貼り付け、澄川はエプロンへ出て下から顔面へ蹴りを打とうとするが彩乃は逃れる。すかさず寧々が走り込みフェイスクラッシャー。しかし澄川は彩乃へエルボーを連発、コーナーへ飛ばすが彩乃はリバース、澄川はカウンターを狙うがバックを取った彩乃は河津落としもカウント2。北海どーんを狙うが澄川は逃れて立つが、彩乃はコーナーからスタナー。続けてビッグブーツを決め、変形の河津落としカウント2。

惡斗へチェンジ。澄川へドロップキック。寧々がロープに宙吊りに澄川を引っ掛けると、彩乃と惡斗2人で脚へドロップキック。

惡斗はストンピングから澄川を立ち上がらせるも澄川はローキックを打つが惡斗はキャッチしてマフラーホールドに入る。澄川はロープへ逃れようとするが惡斗は引き摺りセンターでスタンディング式のマフラーホールドを狙うが、澄川は卍固めで切り返し絞る。澄川はスクールボーイカウント2。

串刺しダブルニーアタック。フィッシャーマンズスープレックスもカウント2で返される。

CHIAKIへチェンジ。

ロンダードダブルニードロップで勢いを付けると、そのまま惡斗の顔面へ低空ドロップキック。アルゼンチンバックブリーカーで担ぎあげムーンウルフはカウント2で返される。CHIAKIは惡斗をコーナーへ飛ばすが惡斗はカウンタードロップキック。フロントネックロックでぶん回すとそのまま更にグラウンドで絞り上げる。澄川がキック連発でカット。澄川は走り込んで蒼馬灯。CHIAKIを無理やりカバーさせカウント2。澄川、後藤で出てきた彩乃と寧々を蹴散らす。

後藤はコーナー際に惡斗をボディスラムでセットすると、澄川はダイビングダブルニードロップ。続けてコーナーに登ったCHIAKIはなかなか技をせず、惡斗を呼ぶ。惡斗は意味深な笑みでCHIAKIに近付くと、CHIAKIは惡斗を飛び越えそのままなぜか味方の澄川へスピア。

彩乃、荒幡の合体チョークボムで澄川を退けると、CHIAKIは1人で大の字に倒れ惡斗は仕方なしにカバー。カウント3。

起きたCHIAKIはビーリベと共にポーズをとり笑顔を見せる。

惡斗「菜摘。どうだ?拾った子犬ちゃんに裏切られる気持ちはよ。」

澄川「ふざけんなよCHIAKIてめえ。なんだよこれ。」

莉子「なつみさーん。早く気づいてくださいよ。ここまでが私が考えたシナリオなんですよ。」

惡斗「なあ菜摘。お前もビーリベ入れ。お前ならいつでも待ってるから。」

後藤「大丈夫です!ビーリベ全然興味ないんで!」

惡斗「お前誘ってない。智香はいらない。ごめん、本当にいらない。

…というわけで新メンバーも増えたビーリベから目を離すなよ。以上!」

CHIAKIはビーリベと共に花道から帰る。

呆然と見つめる澄川と後藤。再び澄川はマイクをとり

澄川「智香はいらないって。」

後藤「菜摘さん元気だして!笑ってください!」

CHIAKI「(花道から顔だけ出して) 菜摘さーん、笑って!」

澄川「こっちはめっちゃ元気ですけど。CHIAKIなんていりませーん。CHIAKIなんていなくてもね、次のメインでうちの皇希が新エースを未来さんから奪うのでこれからもThe Royalをよろしくお願いします!」

#松井所感

特筆するのは後藤智香。年末12/29の後楽園ホールでもビーリベとの対戦だったが一矢も報いることが出来ず、言葉を選ばず言うと足手まといのように見えました。そこからたった3ヶ月足らずで体格を生かしたファイトを身につけ、形になってきた。元々の明るさもより良く映えて最早別人でした。
試合は、鮮やかな動きを見せながら、どんでん返しの結末に伏線回収。芝居を基盤にリングで戦う女優「アクトレスガールズ」として相応しすぎる一戦なのではないでしょうか。
CHIAKIが裏切りをかましたのに自ら倒れ、カバーされるのは衝撃的。こんなの見たことない。そして明かされる全ては福永莉子の手のひらの上だったという事実。しかし本当ならば可哀想な画になるはずのThe Royalだけど、不思議なことに強気な菜摘さんと天然の智香のやり取りの雰囲気が漫才過ぎて不憫には思えないという。全く先が読めないので、逆に続きが気になる展開になりました。こんなの初めて。ビーリベとThe Royalの続きを熱望しています。

メインイベント

青野未来

vs

皇希

今回のメインイベントは1月から始まったAWGシングル初代王者決定トーナメントの決勝戦。

最後はアクトレスガールズ屈指のパワーファイター対決となった。アクトレスガールズのエース青野未来と、新生エース候補170cmの恵まれた体格を持つ皇希。

2人はクリーンに握手交わす。ゴングが鳴ると、皇希は手四つを求める。青野は応じ早速のパワー対決に。青野はアームホイップから、スピード感のある攻防。皇希がビッグブーツで倒すが、青野はネックスプリングで起き上がり2人は見合う。

続いてチェーンレスリングへ。青野がヘッドロックで絞ると、皇希はロープに押し込むが、青野はヘッドロックを離さない。皇希は取り返し同じくヘッドロックで絞る。逆に青野が皇希をロープに飛ばすが皇希は離さず絞り続け意地の張り合いを見せる。再び青野がロープへ押し込むと皇希をコーナーへ流し強烈な串刺しのドロップキックへ。尻餅を付いた皇希へ高角度の串刺低空ドロップキック。青野は皇希を長座に座らせると、サッカーボールキックを3連発。青野はボディスラムを狙うが皇希は堪える。青野がパワーでぶっこ抜くが皇希は更に逃れて立ち上がり、青野へエルボー。青野はローキックで応戦。皇希が強烈なエルボーを叩き込むと青野も強烈なローキック。皇希は青野のローキックを捕まえ倒すと逆エビ固めへ移行。青野はロープエスケープ。

皇希はボディスラムを狙うも青野は立ち上がり、水面蹴り。ニークラッシャー。更に四つん這いになった皇希の腹を蹴り上げる。立ち上がった皇希にハイキックもカウント2

青野はコーナートップに上るが皇希はコーナー上の青野の首にエルボー。ロープへ飛びコーナー上の青野へビックブーツ。続いてエプロンに落ちた青野へビッグブーツを決めると青野は場外へ転落。皇希はリング上で余裕を見せるが、暫くして場外で青野を捕まえ攻防戦へ。場外で青野は首投げからミドルキック。青野はリング内へ戻ろうとするが皇希が脚を捕まえ再び転落。皇希は場外で青野をボディスラムで叩きつけ、リング内へ戻る。青野はダメージでなかなか戻れず。ようやくリングインした青野へ皇希はストンピングからボディスラムで投げつけると、皇希170cmプレスで抑えるがカウント2。

皇希はロープへ飛んでラリアットをするが青野もカウンターで当たり合う。ラリアット合戦が続くが、皇希が青野を倒し、スパインバスターを決めるがカウント2。

皇希はコーナートップへ上り、アメジストバタフライ(旋回式ボディプレス)を飛ぶが、青野はすかし、お互いダメージを負い立ち上がれず。必死で近づいた青野がエルボー。皇希もやり返すとエルボー合戦。皇希が強烈なエルボーで青野を倒す。バックドロップで担ぐが、青野はクロスボディアタックで皇希を倒す。青野は変形スリーパーホールドで締め上げると、ロープを使い2段階式のキャプチュードもカウント2。続けてダブルアームスープレックスもカウント2。青野は再びコーナートップへ登り皇希を待つが、皇希はなかなか立ち上がれない。ようやく立ち上がった皇希へ青野の重いミサイルキック。すぐに青野は皇希へレインメーカーも皇希はカウント1で返す。皇希は意地でダイヤモンドカッターを決めるも、ダブルダウン。

カウント9で皇希は立ち上がり青野をバックドロップで投げ落とすもカウント2。皇希のコーナートップからボディプレス(298cmプレス)を青野はカウント1で返す。青野のハイキックを皇希は叩き落とし、カナディアンバックブリーカーで担ぐも青野は暴れて立ち上がり、そのまま逆さ押さえ込みからスライディングラリアットもカウント2。腕を持ちラリアット2連発もカウント2で皇希は返す。会場から皇希コール。皇希を無理やり立ち上がらせるとロープへ飛び後頭部へのラリアット。

立ち上がれない皇希に会場から再び皇希コールが湧く。

顔を上げた皇希に青野はバズソーキック。続けて高角度のバックドロップで頭からマットへ叩き付けカウント3を奪う。

初代シングル王座決定トーナメントを青野未来が制する。風香が青野へトロフィーを渡すと堂々と勝ち名乗りを受け、深深と頭を下げる青野。

青野は涙ながらにマイクをとり

青野「ありがとうございます!

ここまでくるのは思ってたよりも険しくて長い道のりでした。だけど、こうして今ここに立ててるのは応援してくださっている皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。

皇希、皇希を応援してくれる人はたくさんいるね。あなたが輝くのを待ってる人が本当にたくさんたくさんいます。またこれから一緒にアクトレスガールズ、全力で、高いところまで一緒に盛り上げていきましょう。皇希、ありがとう。」

2人は握手を交わす。

皇希「未来さんありがとうございました。自分がアクトレスガールズの未来を見せるって言ってたんですけど、叶えることができなくて本当にごめんなさい。

でもこの悔しい気持ちを持って、もっともっと自分は強くなります。そして未来さん、未来さんが持ってるベルトにぜひ挑戦させてください。」

青野 「今日ベルトは残念ながら間に合わなかったのですがまた届くまでのお楽しみということで。でも私はチャンピオンになりました。

誰からの挑戦も受けます。待ってます!」


汐月なぎさ、後藤智香、藤本こあらがリングに上がる。

なぎさ「(震える声で思いの丈を喋り)みんなに置いていかれてる感じがすごく悔しくて…

私も未来さんと…私自身がもっともっと変わっていきたいんで、未来さんシングルマッチお願いします!」

後藤「未来さん!智香もお願いします!」

こあら「未来さん、私もどうかよろしくお願いします!」

青野「次の3月24日から順番にシングルマッチをすればいいんですね?」

後藤「いえ!3人まとめて。手加減はいりません!休憩はなし!みくさん1人目(なぎさ)、2人目(こあら)、私が3人目でお願いします。」

どんな形式でも受けてくれますよね?お願いします!」

青野「(困った様子) 有能な後輩を育ててこそ、アクトレスガールズの未来は明るくなると思います。でも3人まとめて輝かすのは無理だと思うので、全力で!潰しに行くのでその覚悟を持って挑みに来てください!よろしくお願いします!」

3人「よろしくお願いします!」


#松井所感

やっぱり、青野未来って強いんだなぁ。だけど皇希の戦いはアクトレスガールズの未来そのものを見せたと私は思います。1年後皇希はどんなんになっちゃうんでしょうね。
初代王者トーナメントの結果は予想通りの青野未来。そんな感じでしょうか?
私はアクトレスガールズに入って5年弱、未来さんとずっと同じ団体にいますが、今まで正直未来さんが何を考えているのか思っているのか分かりませんでした。誰が見てもとっても美人でお綺麗な未来さん。ビジュアルが良いから、そりゃ中心になる、だけど、当の本人の主張は一体どこ?と。
青野未来先輩にこんなところで私偉そうなこと言ってますけど。本当にそれを思っていて、私はいくら主張や発信をしても中心にはなれなかったので先輩を悔しく腹立たしく感じていました。
それを払拭出来たのは、他でもない青野未来がこのトーナメントの提唱をしたからでした。私は未来さんが名実共に自分がエースという看板を背負うことを決意したように見えました。だからこの初代王者が未来さんになって嬉しいというと、またそれは少し複雑なのですが。
私はアクトレスガールズの1人として、青野未来がつくるこれからを期待しています。ですがもし、それが面白くなかったらその時は私がお伝えします、リング上で。
このシングルトーナメントはプロローグ。

1話、2話…その先もずっと続いていくこのベルトの物語を面白く紡いでいくのは、一体誰になるんでしょう。

アクトレスガールズ30人超、ほとんどが新人だけれど、ベルトが遠いだとか自分には関係ないだとかは決して思わないで欲しい。主張にキャリアは関係ないし、ベルトを巻きたい理由に正解もないと私は思います。

ユニット戦線も活発化していき、タイトルも設立されたアクトレスガールズはこれから絶対に面白くなる。

まずはその未来を初代王者が見せてくれると思います◎ お楽しみに!